パエリアを作ろう♬♫♬・・・バルセロナ②*2016年9月27日~10月5日

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3日目①

朝、ホテルでの朝食をパスして向かったのは旧市街。
アンティーク好きのマダムのためカテドラル前で開かれるアンティーク市へ。
まだ人通りの少ない旧市街を写真を撮りながらお散歩する。

ここ数ヶ月10年ぶりくらいにスペイン語の勉強をしたのだけれど、
予約したレストランのメニューをネットで見てびっくりした。

これ何語ヽ( ◎Д◎)ノ???

スペイン語』の面影はあるのだけれど、まったく違う言語なのだ。
なんだか『スペイン語』とフランス語がミックスされているようなかんじだ。

スペインの公用語スペイン語、と思っていたのだけれど、
実はスペインには4つの公用語がある。
私達がスペイン語と認識しているのはカスティリア語。

バルセロナはカタロニアの州都だけあって、メニュー表記もカタロニア語が優勢。
公共機関の標識もカタロニア語、『スペイン語』の順に表記されている。
たいていのカタロニア人は『スペイン語』で通じるらしい。
スペイン語』と英語で何とかなるだろうけれど、
食への執念からメニュー用語だけカタロニア語も勉強することに。
(黒板のお薦め料理はカタロニア語onlyが多そう)
とはいってもただひたすらメニューを訳すだけなんだけれどね。

カスティリア、というのはカステラの名前のもとにもなっているスペインの王国の名前だ。
バルセロナカタルーニャという別の国だったのが、15世紀にカスティリアとの統一王朝になった。
その後スペインの歴史はマドリードを舞台とする。
異なる言語、歴史を持つカタロニア人。
民族意識が高まってきていて、スペインからの独立を望む人も多いらしい。

サン・ジャウマ広場には広場をはさんで市庁舎とカタルーニャ州政府庁舎が向かい合っている。
料理教室の先生曰く、
バルセロナの問題がここに凝縮している。

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ビスベ通りにかかる、美しい渡り廊下。
貴族の邸宅を結んでいる橋をさっと横切る人がいた。
どんな人が住んでいるんだろう。

ビスベ通りを抜けてカテドラルへ。
残念ながらアンティーク市はまだまだ準備中。
カフェで朝ご飯を食べてカテドラル内をちょっとだけ見学した。
青いステンドグラスにほうっとため息。

そして向かうはお料理教室、COOK&TASTE♬♫♬
あらかじめネットで市場ツアー&料理教室を申し込んでおいた。
まずはボケリア市場へ。

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チーズ、オリーブ、生ハム、魚、貝などお店をめぐりながら、いろいろと説明をしてくれる。
ボケリア市場は観光地化されているけれど、やはり朝の早い時刻は地元の買い物客も多いようだ。
興味をそそる食材がいっぱい❤

魚介の下ごしらえが素晴らしい!
しかもこの包丁!!!

教室に戻ってLet's start cooking♪
クラスメートは年配のご夫婦3組、若い夫婦1組、1人参加4人にマダムと私。
オーストラリア人、アメリカ人が多かった。
レッスンは英語で、お料理の参加は自由でボランティア制。

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メニューは
ビーツとスイカガスパチョ、コカ、パンコントマテ、シーフードパエリア、クレマカタラナ

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オリーブと生ハムをつまみながらワインを飲んでお料理もする♪
このためではないけれど、日本からペティナイフ持参。
洋包丁のあまりの使いにくさに、日本の包丁の切れ味をプロモーションする羽目に。
しかもひたすらみじん切り。


びっくりなのはスープに入れるスイカ
なにゆえスイカ???
でもできあがりのスープの奥にほんのりとスイカの甘みがあってなかなか美味しかった。
あとはパエリアの専用のガスコンロがあること。
どうやっても家庭用のガス台じゃ無理だよね、という大きさのパエリアパン。
どうするの?と思っていたら、専用のコンロがでてきた!
そうだよね、これが家庭に常備されているんだ!

お料理教室が終わったのは3時半。
2人に1本のワインに結構な量のお料理、加えて時差呆け。
ねむ~~~い!










                        イチニチガヾ(・o・)ノナガカッタ!