中世の街、ジローナへ・・・バルセロナ④*2016年9月27日~10月5日
4日目
7時40分ホテル発。
ホテルでの朝食は諦め、歩いて少し離れたRENFEのバルセロナクロットアラゴ駅へ。
駅のカフェでカフェコンレチェ♬♫♬
電車で1時間、バルセロナの北東にあるジローナへ向かう。
ジローナは欧米人に人気の中世の町並みが多く残る街だ。
まずは帰りのチケットを購入。
旧市街へ向かう途中の市場で寄り道。
前日に行ったサンジュゼップ市場とは違って本当に街の市場だ。
まだ、朝の10時だというのに、なぜかお総菜売り場に行列。
美味しいお店なんだろうなぁ。
インフォメーションで地図をもらって町歩き開始。
ジローナは紀元前1世紀にローマ人の植民都市として栄えた街だ。
古くから戦略上の要衝の地として多くの戦いの舞台となってきた。
そして19世紀初めナポレオンに包囲され7ヶ月も抵抗したという城塞都市だ。
ジローナに行きたいと思った理由の1つ、それは川面に映る町並みの美しさ。
少し風があったので波立ってしまっていて残念。
またくる機会があったら是非泊まって無風状態を狙いたい♬♫♬
少し戻って赤い鉄骨の橋へ。
この橋はエッフェル塔のエッフェルの設計。
そしてジローナといえば、世界一のレストランに選ばれたエル・セジェール・デ・カン・ロカ。
でもさすがに1食におひとり様3万円超はちょっと(- .-)ゞ
というわけで、そこのパティシエがやっているというジェラテリア・ロカンボレスクへ。
マンゴー+ラベンダー味・・・斬新だ~~!
中世の雰囲気残る街を歩いてカテドラルへ向かう。
小高い丘の上に立てられているせいもあり、
煩悩の数ほどではないけれど90段ほどの階段。
サンフェリウ教会との共通の入場券を買って中へ。
柱のない広々としたシンプルな空間。
ゴシック建築としてはヨーロッパ最大と言われている。
バルセロナで見たものと比べるとシンプルすぎて、ちょっと現代風にも見える。
中庭回廊、衣装展示室、宝物館とめぐる。
中庭回廊は薄暗い聖堂内とは違って明るい雰囲気だ。
床も壁もお墓だらけだけれど。
どうしても教会の床の墓碑にはなじめないなぁ。
踏むことに抵抗あり。
宝物館にはジローナの宝が2つある。
どちらも1000年ほど前に作られたもの。
宝物館の奥の小部屋に飾られていた。
カテドラルを出るとこんなかわいらしい風見天使が♬♫♬
サンフェリウ教会にはジローナの聖人の棺がある。
ジローナが攻め込まれたときその聖人の棺から蝿が出てきて
敵を疫病で死に至らしめたとか。
聖人のお祭りの時期には蝿をかたどったお菓子が売られるらしい。
蝿で疫病って、妙にリアルだなぁ。
ユダヤ歴史博物館へ。
その後数百年にわたり建物が閉鎖されていたため、保存状態が良い。
町並みも中世の雰囲気をよく残している。
タイムスリップできそうな町並みだ。
石畳の奥のラブラブな2人はなんと男性2人。
ヨーロッパだなぁ。
アラブ浴場はイスラム支配時代のものではなく、
12世紀に流行っていたイスラム様式を模したもの。
確かにどうやってここに入れと・・・。
17世紀にはカプチン派の修道院の台所として使われていたそうだ。
お昼も食べず歩き回っていたらもういい時間。
ジローナを囲む城壁を歩きながら駅方面へ向かう。
日陰のない城壁の上の細い通路。
もしやこれはトイレ??なんて場所も(笑!
現在は街の北側の城壁しか残されていないが、
7ヶ月にわたってナポレオンから街を守り続けたのかと思うと感慨深い。
ここを兵士が歩いていたんだなぁ~。
駅に戻って駅前のカフェで軽くランチ。
帰りはAVEにのってサンツ駅まで38分。
ホテルに戻ってダンナちゃん&部下君と合流した。
夕飯はここと定めたピンチョスバルの近くのグルメ市場 Mercat del ninotへ。
市場を冷やかして、MAITEA TABERNA へ。
ピンチョスのショーケースの前に陣取りいろいろ満喫。
茸ソースのフォアグラが美味しかった~~❤
カタラン語とスペイン語のメニューを勉強していったかいあり♬♫♬
噴水ショーを見て、夜景を見てといろいろ妄想していたのだけれど・・・
ホテルに帰ってテラス宴会とあいなりそうろう。